- 2026.02.28
- お彼岸に思うこと
〜子どものころ、お墓はありませんでした〜
子どものころ、わが家にはお墓がありませんでした。
お彼岸になっても、
家族で墓地へ出かけることもなく、
線香の香りや墓石に水をかける記憶もありません。
その頃の私は、
「お墓参り」というものを、どこか他人事のように感じていました。
やがて大人になり、
家族を持ち、年齢を重ねるうちに、
「自分はどこから来たのだろう」と考えることが増えていきました。
祖父母の話を聞く機会も少なく、
写真もわずか。
自分の“根っこ”が、少し曖昧なような感覚。
そんなとき、ご縁があって初めてお墓を建てることになりました。
墓石が完成し、
家族で手を合わせた日のことを、今でも忘れません。
静かに目を閉じると、
それまで感じたことのなかった「安心感」が胸に広がりました。
そこには、
“帰る場所”のようなぬくもりがありました。
お彼岸とは、
ただ形式的に手を合わせる日ではなく、
自分の命のつながりを見つめ直す時間なのだと気づきました。
子どものころにはなかったお墓。
けれど今は、
家族が集まり、語り、想いをつなぐ大切な場所になっています。
お墓は、亡き人のためだけでなく、
生きている私たちの心を整える場所。
お彼岸のこの時期、
静かに手を合わせる時間を持ってみませんか。
.png)
お問い合わせはお気軽に!
-
0296-76-1378営業時間 /8:00~18:00 休業日 /土・日・祝日
- メールでお問い合わせ





